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9月のHappy new year

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今日(9月11日)はエチオピア暦2006年1月1日で正月休みです。どうしてそうなっているのかわからないけれど、世の中にはいろいろな暦があります。たしかタイの暦も西暦とは100年くらいずれていたような気がします。

元日なので今日は休日です。しかし今日は水曜日だから(注)、正月の御馳走は明日になるのだそうです。だから、明日も職場を休む人が多いようです。裕福な家庭は羊を一頭(約5,000~6,000円)、普通の家庭はニワトリを一羽解体して、夕食に食べるそうです。昨日は、羽の生えたままのニワトリをもって町を歩いている人々が多かったです。戦前くらいであれば日本でも田舎ではニワトリを解体して食べていたことがあるでしょうが、今ではそんなことが出来るひとはなかなかいないでしょう。私はヨルダンに住んでいた時に、全長70cmくらいのカツオを港町で買ってきて、自宅で解体したことがあります。たかがカツオなのですが、意外と重労働で大変でした。

注:エチオピア、特にアジスアベバは、キリスト教正教徒が多いですが、この宗派の人々は水曜日と金曜日は肉類を食しない風習があります。これをFasting(断食)と言いますが、イスラムの断食とはずいぶん意味が違うので、最初は戸惑いました。

ホテルのまわりを散歩してみましたが、特に目立った行事のようなものはありませんでした。スーツを着て歩いている男性がちらほら見かけましたが、年始のあいさつでもしていたのでしょうか。女性の衣装もすこし派手目になっていました。お店の前では、伝統的なコーヒーセレモニーが準備してありました。変化といえば、そのくらいでしょうか。

ところで、西暦とエチオピア暦とで日付が違うというのは面倒です。外国人が仕事をするうえで混乱の元になります。たとえば、「9月15日にミーティングをしたい」と伝えても、エチオピア暦で何日になるのか確認しないと、先方に伝わりません。本当に大切なイベントは、西暦とエチオピア暦と併記してレターに書いたりします。実は、これに加えて、時間表記も違うので厄介です。我々にとっての朝の6時がエチオピアでは0時になります。我々の朝9時が、エチオピア人では朝3時ということになります。「今日の会議は何時からだったっけ?」「3時だよ」「え?午後だった?」「いや朝だよ」なんてトンチンカンな会話が交わされたりします。

日本でも明治時代くらいまでは、「丑三つ時」とか「神無月」とか、昔からの表現が日常的に使われていたのだとおもいますが、脱亜入欧の流れの中で使われなくなってきたのでしょう。外国人との交流には不便でも、昔の習慣にこだわっているエチオピアは、なかなか根性があるとおもいました。

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