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ガーナのチョコ事情

ガーナのチョコ事情

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日本に暮らす多くの人にとって、ガーナ=チョコレートという発想になると思います。ロッテのガーナチョコのイメージが子供のころから頭に摺りこまれているのでしょう。私もガーナに来たら、おいしいチョコを買い求めてみたいと思っていました。

6年ほど前に短期でガーナに来た時も、同じことを考えて、市内でチョコを買い求めました。綺麗にパッケージされた厚めの板チョコがあり、喜んで食べてみました。期待して食べた味は、実は、不味かったです。確かにチョコなのですが、クリーミーさに欠けるというか、ぼそぼそして微妙な感じでした。ミルクチョコとかレモン風味チョコ(!)とかもあったのですが、どれもかなりイマイチでした。だから、今度はぜひおいしいチョコを探したいと思っていました。

こちらで仕事を手伝ってもらっているガーナ大学のスタッフに、さっそく、おいしいチョコはどこで買えるか聞いてみました。彼女によると「Golden Tree」というブランドが有名で、市内のショッピングセンターで買えるとのことです。いろんなフレーバーがあり、レモン風味もあるとのことです。「レモン風味」と言われて、ちょっと不安になりました。もしかしたら以前に買ったものと同じなのか?と思ってしまいました。

期待と不安を少しかかえて翌日にショッピングセンターに行ったら、案の定、前に買ったものと同じようなチョコでした。ただ、以前に購入したのは6年も前のことだし、当時よりは品質が大幅に改善しているのではないかとも期待しました。ホテルに戻って早速一つ食べてみました。味は、・・・・・・。6年前に食べた記憶がよみがえってきました。かなり微妙な感じです。まぁ日本で話題のネタにはなるかと思い、お土産に持って帰ることにしました。ショッピングセンターでは、ガーナ製のチョコはこのGolden Treeしか見当たらず、他にあったのは欧米製のチョコばかりだったからです。

Golden Tree

 翌日、ある日本の商社のガーナ支店を訪問しました。この商社は昔から日本にカカオ豆を輸出しているのだそうです。明治もロッテもお得意さんだそうで、日本のチョコの多くはこの商社の輸出するカカオでできているようです。この商社の方と面談が終わり、帰り際にガーナでGolden Treeというチョコを食べたらまずかったという話をしたら、「ちょっと待ってて」と言い、別の部屋に何かを取りに行かれました。もしかしたら、僕が知らなかったもっとおいしいブランドがあり、持ってきてくれるのではないか!と少し期待しました。ガーナに住んでいる人であれば、おいしいチョコをしっているに違いないと思いました。 しかし、「お待たせ」といって持ってきていただいたチョコは、なんと日本でおなじみの明治ブラックチョコでした。「これおいしいから食べて」と言われました。これは、この商社さんで扱っているガーナのカカオ豆100%でできているチョコだそうです。「あ、ありがとうございます」といって受け取りましたが、わざわざ日本からの出張者に明治チョコをくれなくてもなぁと思ってしまいました。本当にガーナにはおいしいチョコが無いんだと確信しました。

ガーナでもらった明治チョコ ガーナでの移動に使っている車の運転手さんに、この明治チョコを食べてみてもらったら、ずいぶん好評でした。「こんなおいしいチョコは初めてだ、日本で作っているのか?」と言われました。ガーナはカカオ豆の大産地ですが、これは必ずしもおいしいチョコを作っていることにはつながらないと、改めて痛感しました。たぶん、次に来る機会があっても、もうチョコは買い求めないでしょう。エチオピアがコーヒー豆の産地で、本場のおいしいコーヒーを飲ませるのとは、事情が違うようです。

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