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サウジアラビア投資セミナー

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昨日東京の某一流ホテルでサウジアラビア政府主催の投資促進展示会に行ってきました。あまり具体的な話があるわけではないのですが、最近サウジアラビア関連の事業を検討しているので、会社の同僚と二人で行ってみました。

会場は三越の近くのマンダリンオリエンタルホテルでした。バンコクやシンガポールにこのホテルがあるのは知っていましたが、東京にもあるとは知りませんでした。エントランスの駐車スペースに黒光りする高級車(トヨタのプレジデント等)が何台も止まっていました。なんとなく高級感が漂っています。黒と金を基調とした豪華そうなロビーに入ってゆくと、さっそく制服を着たホテルスタッフが近づいてきました。サウジアラビアのイベントに来たと伝えると、3階の会場であることを伝えられました。

エレベーターを降りて3階につくと、別のスタッフが待ち構えていて、会場入口まで案内してくれました。会場には日本人女性が三人くらい座って受付しており、一人は白っぽい和服を着ていました。特に名前を聞かれることもなく、ただ資料とお土産を差し出されました。お土産としてもらったのは、サウジアラビアの国旗をかたどったピンバッチとデーツ(ナツメヤシ)のお菓子、アラブっぽいデザインのエコバックでした。

会場の中にはいると、ここも豪華な感じが漂っていました。学校の教室二つ分くらいのスペースに、サウジアラビア企業/団体のブースが10個ほど設けてありました。訪問客はそれぞれのブースを訪問して、サウジアラビア人+日本人から業務概要の説明を受けるといったシステムです。企業/団体のブースの他に、在日サウジアラビア大使館のブース、日本貿易振興機構(JETRO)のブースもありました。また、ホールの中心にはコーヒースタンドがあり、ホテルのスタッフからコーヒー、紅茶のサービスを受けられました。サウジアラビアのデーツ(乾燥ナツメヤシ)もお皿においてあり、何となく豪華な感じでした。

デーツ

デーツ

私と同僚があるブースに近づいていったら、そこにいたサウジアラビア人のスタッフ5~6人が全員立ち上がって、顔に満面の笑みを浮かべて、あるいてきました。挨拶して握手をしたのですが、相手の視線が私でなく、後ろを見ています。なんかおかしいと思ったら、実は、私の後ろに民族衣装をまとったVIPっぽい雰囲気のサウジアラビア人が二人立っていました。スタッフはこの二人を出迎えに立ち上がったのに、私がその間に割り込んできたみたいでした。後で、スタッフに聞くと、この二人はサウジアラビア政府の商工大臣と経済開発大臣だとのことです。どうりで、皆が緊張してきました。

VIPの一向とは反対の方向に向かって、会場をウロウロしてみました。各ブースともパネルが展示してあり、製品サンプルが陳列されているところもありました。サウジアラビア人が数名すわってお客を待っています。意外と多くのサウジアラビア人が動員されていました。全部で30名くらいいたのではないでしょうか。そのわりに、お客である日本人の数が少なかったです。私と同僚を除けば、10名ほどくらいしかいなかったように見えました。日本企業の投資を促進するのが目的なのですが、あまり日本企業側の関心を集めているようではなかったです。いくつかのブースを訪問して、何人かのサウジアラビア人と話をしましたが、皆さんヒマそうな感じでした。ちょっと疲れたので、真ん中のコーヒースタンドに向かい、ホテルのスタッフさんからコーヒーをもらいました。普通のコーヒーとアラブコーヒーの二種類があったのですが、スパイスたっぷりのアラブコーヒーは、私は苦手なので、普通のコーヒーにしました。ここでちょっと休んで、テーブルの上にあったデーツを食べて帰ってきました。帰り間際に、同僚の紹介で、日本の元サウジアラビア大使にも挨拶することができました。元大使も、日本人の来客の少なさが気になっていたようです。日本企業のサウジアラビアへの関心の薄さを嘆いていました。

私は昨年に短期で二回、サウジアラビアに行きました。そのくらいの知識しかないのですが、サウジアラビア人は純朴で良い人々のように見えました。しかし、サウジアラビアに居住するにはいろいろな制約があって楽ではなさそうでした。酒類は一切禁止ですし、市内での写真撮影も制約があります。UAEのドバイには娯楽施設がいっぱいありますが、サウジアラビアにはたいしたものはないです。こうした投資促進イベントを開催しても、なかなか日本企業の動きはなかなか活発にはならないのかもしれません。 

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