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闇両替 やられた!

闇両替 やられた!

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今日はタンザニアで闇両替のトリックにまんまとやられてしまいました。何年も途上国で仕事をしていて、全くお恥ずかしのですが、皆さんが同じ目に合わないように手口をご紹介します。

手元の現地通貨がなくなってしまい、両替をしようと思いました。今日は日曜日だったので、ホテルの近くの外貨両替店がしまっていました。しょうがないなと思って引き返そうとすると、路上で現地の男性に声をかけられました。「近くの両替店ならば空いているよ」と言って案内を申し出ました。親切心なのか、あやしい男なのか、判別できないまま、50mほどついてゆきました。朝の8時半ごろだったので、さすがに路上強盗は無いだろうと思いました。彼にしたがってついていった先には、歩道の上に坊主頭の男が立っていました。正規の両替商ではなく、闇両替のようです。ポケットから電卓を出して、レートを示します。正規のレートよりも少し良いレートです。いくら両替するのかと聞かれ、100ドルと言うと、さらに良いレートを提示して、200ドル替えろと言います。手持ちが100ドルしかなかったので、100ドルを両替すると申し出ました。すると、彼は現金をとりに奥に引き込みました。数分後、現金を手にして戻ってきました。闇両替は怪しいので、ちゃんと現金を数え、金額が合っていることを確認しました。100ドルを渡してそのまま受け取ろうとすると、札束を輪ゴムで縛るからちょっと渡せと言います。何も考えずに紙幣を渡して、輪ゴムで閉じた札束を受け取ります。これをそのまま財布に入れて、ホテルにもどりました。

ホテルについて、もう一度札束を確認すると、「あれ?」です。輪ゴムで閉じた一番上には高額紙幣があるのですが、あとは皆少額紙幣にすり替わっています。全部で10ドルくらいの価値しかありません。見事にトリックにやられてしまいました。キット輪ゴムで束ねる際に、すり替えたのでしょう。全く気づきませんでした。一瞬、現場まで戻って取り戻してやろうかとかんがえましたが、おそらく今は誰もいないでしょう。本人がいたとしても、知らぬ存ぜぬでしらばっくれてしまうだけでしょう。騒動が大きくなれば、こちらの身の危険もあります。泣き寝入りするしかないとあきらめました。幸い90ドル程度の被害だったので、授業料とおもってあきらめることにしました。

私は闇両替を利用したこと自体、少ないのですが、こうした被害にあったのは全く初めてでした。闇両替は、国によってはお客も罪に問われることがあります。よほどの事情がないかぎり、利用しない方が賢明でしょう。利用するときも、私のようなケースがありますので、十分に気を付けてください。

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