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イスラムテロ

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フランスで風刺画を掲載している新聞社がテロリストの襲撃にあい、12名が死亡したというニュースがありました。パリで100万人以上が参加した抗議集会がひらかれたりして、結構大きな影響がでているようです。これは腹立たしい事件ですが、私個人としては、同じ日にナイジェリアでおこった自爆テロの方がショッキングでした。

 ナイジェリアにはボコハラムというテロ集団があります。以前、女子学生を大量に誘拐して話題になりました。今度は、10歳くらいの少女二名を使って、市場で自爆テロ攻撃をしけたようです。少女の年齢は定かではありませんが、いずれにせよ酷い話です。ボコハラムはナイジェリア北部の農村を襲って、男性を殺戮し、女性や子供を連れ去ってゆくようです。おそらくこうして誘拐された女の子が、自爆テロの道具に仕立てられたのでしょう。

自爆テロというと、狂信的な若者が仕掛けるというイメージがあります。パレスチナにせよ、パキスタンにせよ、昔はそんなケースが多かったように思えます。しかし、近年は女の子が利用されることが増えているようです。まさか10歳の女の子が体に爆弾を巻きつけているとはだれも思わず、つい警戒が緩くなってしまうのでしょう。自爆テロ装置としては最適です。

しかし、本人にしてみれば、たまったものではありません。幼いのに親兄弟のもとから引き離されてしまい、知らない場所で心細い生活を強いられます。既に親兄弟は殺戮されてしまっていることでしょう。あるとき、大人から呼び出され、爆弾を装備したジャケットなどを着せられます。自分が何を着ているのかわからないのかもしれませんが、たとえわかっても、着用を拒否すればその場で殺されるだけです。おとなしく指示にしたがって、爆弾を背負って市場にいっても、結局は殺されます。何のために生まれてきたのか、わかりません。

前にも書きましたが、自爆テロの実行犯をテロ集団の中年幹部がつとめることはまずないです。たいていの場合は青少年です。純真な少年をたぶらかして実行犯に仕立てます。だけど、10歳の女の子が使われるとは考えてもいませんでした。こんなことを行う者は人間ではないとまで思ってしまいます。

ナイジェリアは西アフリカの強国のはずですが、何とかならないのでしょうか。

 

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