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安倍首相スピーチへの反応

安倍首相スピーチへの反応

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 しばらく怠けていたので3ヶ月ぶりの更新になってしまいました。

先週末からジャカルタに戻っています。GWがまだ終わっていなかったので、同僚が休日をエンジョイしているのに、出張するのはちょっと心苦しかったです。そのかわり、成田―ジャカルタ便は意外とすいていました。もっとも、GW中なのに機内が旅行客で埋まらないとは、ジャカルタは観光地と考えられてはいないのでしょうか。

ジャカルタの気温は30度弱です。東京もどんどん初夏っぽくなってきたので、こっちについてもあまり違和感はありませんでした。雨期が終わっているので、晴天が続いています。ジャカルタのオフィスについて、インドネシア人の同僚といろいろ雑談をしました。その一つは安倍首相のスピーチがインドネシアでどう受け止められたかというテーマでした。

10日ほど前に安倍さんはアメリカの議会で英語のスピーチをしました。第二次世界大戦についての「反省」はあったけれど「謝罪」が無かったとして、中国、韓国から強い反発がありました。実は、アメリカにゆく前に安倍さんはインドネシアに来て似たようなスピーチをしました。「アジア・アフリカ会議60周年記念会議」に出席したおりに、戦争について言及したのでした。この時も、「反省」っぽい発言はあったものの、近隣諸国への直接的な「謝罪」はありませんでした。中韓両国はこの発言についても大反発しました。「謝罪」の伴わない安倍発言について、地元のインドネシアではどう受け止められたのでしょうか。ちょっと気になっていました。

インドネシア人の同僚によると、安倍発言はまったく関心を集めていなかったそうです。中国と韓国がこれに反発したことも知りませんでした。インドネシアのメディアでは報道されていなかったようです。「第二次大戦でインドネシアも日本軍の侵攻の被害を受けた事実はあるが、その後日本は賠償金でそれを償った。今あえて議論しなおす必要があるのか」といったコメントでした。日本にいると、中韓両国の反応ばかり目にしますが、その他の国々がどう反応しているか、なかなかわかりません。インドネシアが中韓両国のような雰囲気で無かったことがわかり、ちょっと安心しました。

また、この同僚に日本の憲法改正問題についても意見を求めたところ、「やはり平和憲法(9条)は維持していた方が、アジア諸国は安心するだろう」とのことでした。そのへんは、やはりそうだろうなぁといった感じです。

 

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