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和食で接待

和食で接待

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先日、こちらの政府の幹部を和食レストランに招待しました。官庁街の近くにある五つ星ホテルの和食レストランです。お客が5名、我々ホスト側が3名での会食でした。ゆっくりお話しをしたかったので個室を用意しました。畳の部屋もありましたが、日本人は私だけだったので、洋室をつかいました。お客さんが到着する前に、インドネシア人の従業員にメニューのことを問い合わせていたら、日本人のシェフ(板前?)を呼んできてくれました。30代後半くらいの若手のシェフでしたが、厨房を仕切っているという風格がありました。

お客が到着したのは18:30ごろで、予定どおりに会食がスタートしました。用意してもらったのは5品のコースです。税サービス料抜きで3,000円くらいと比較的リーズナブルな価格でした。最初はオードブル(お通し)で、その後に、刺身、揚げ出し豆腐、牛ステーキ、ちらし丼、アイスクリームと続きました。リーズナブルなコースだったので、素材に高級感はあまりなかったですが、それでもちゃんとした日本食でした。ジャカルタでは「なんちゃって和食」が多いので、こうした和食は久しぶりでした。

お客の反応は概ね好評でした。ただ味付けが少し薄かったようです。インドネシア料理は全般的に味付けが濃いので、揚げ出し豆腐など味付けが物足りなかったようです。テーブルに置いてある醤油と唐辛子をじゃんじゃんかけて食べていました。

食事とともに好評だったのは、従業員のサービスだったようです。インドネシア人女性が着物っぽい服をきて、何人もかいがいしく給仕して回るので、それが印象的だったようです。お客の中には和食に慣れている人もいて、熱い緑茶を「おちゃぱなす」と呼んで、頼んでいたので面白かったです。「ぱなす」はインドネシア語で熱いという意味です。

食事はちょうど二時間くらいで終わりました。最後にホスト役の私から挨拶をして、先方の主賓からお礼の言葉がありました。あまり改まった感じの会食ではなかったですが、それでも良い感じで終えることができました。お客さんが帰った後に、会計をしたのですが、コースの税・サービス料、室料、飲み物料とか加えたら、一人あたり4500円くらいになってしまいました。予算オーバー気味でしたが、皆さんに喜んでもらえたようなので、良かったです。

ただ、この日に出席しなかった日本人の同僚によると、最近は外国で政府幹部を接待することは贈賄と見なされることがあるようです。だからこうした会食は控えられているようです。今回の場合、特に先方に何か金銭的、非金銭的な見返りを求める意図は全くないです。なので、そんなアドバイスは気にもせず招待しました。以前、ベトナムやラオスで仕事をしていた時は、酒席で招待し合うのは、商習慣のような感じだったのですが、これからはこうした風習も難しくなってくるのでしょうか。 

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