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トランプ大統領

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 2016年11月8日、アメリカ大統領選挙があり、みなさんご存じのようにトランプ氏が次期大統領に選出されました。世界中がびっくりという感じだったのではないでしょうか。メディアの世論調査だとクリントン氏がリードを続けていたので、かなり意外な結果でした。メディアがアメリカ国民の意思を把握できていなかったのでしょうか。 今はジャカルタにいますが、インドネシアでもやはり同じような受け止められ方だと思います。

トランプ氏はイスラム教徒に敵意のようなものを示していたので、ちょっと厄介なことになるかもしれません。アメリカに子弟を留学させている親などは、現地で子供が変な扱いを受けるようにならないか、心配になっているのではないでしょうか。今、仕事をしている政府機関の職員にアメリカ大統領選挙の結果についてコメントを求めました。すると「世界の指導者が似たような雰囲気の人間になりつつあるので、ちょうどバランスが取れてよかったのではないか」といったコメントが返ってきました。私が「似たような雰囲気って誰のこと?」と聞いたら、「ロシアのプーチンとか、フィリピンのドゥテルテ大統領とか」だそうです。不安な世の中だと強引でもリーダーシップがありそうな指導者が求められるのでしょうか。 私のプロジェクトの秘書にも印象を聞いてみました。「トランプ氏はイスラム教徒に良い印象を持っていないようだけど、これからどうなるかなぁ?」と私が聞くと、秘書は「イスラム教徒はすでに全世界から嫌われた存在になっているから、いまさら何もかわらない」とさみしい回答が返ってきました。そんなことないよぉと言いたかったのですが、日本でもイスラム教徒に対するイメージはどんどん悪化しているかもしれません。 実は、バングラデシュでの日本人殺害事件を受けて、国際協力機構はテロ対策研修を行うことになりました。座学と実技と両方あります。私の会社にも職員に受講を勧める案内が送られてきました。人数枠があるので私の会社では、職員に優先順位を付けました。第一位はイスラム教徒の国で長期にわたり仕事をしている人だそうです。私も第一位のグループに入りました。「イスラム教徒=危険な人々」というイメージが政府開発援助の関係者の中でも浸透しつつあるような感じがしました。私が子供のころは「共産主義国=危ない国」というイメージだったのですが、時代が変わりました。

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