国際開発ナビ

International Development Navigator

これから開発途上国で活躍したいと考えている皆さんに向けたサイトです。
レクチャー
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これまで、神奈川や東京にあるいくつかの大学で「開発経済学」や「国際協力論」といった授業を担当してきました。研究者ではないので、理論的な話は全くできないのですが、現場の実体験などを織り交ぜてお話すると、学生の皆さんには興味をもって聞いていただけたと思います。その講義の概要を一部ご紹介します。
マイクロファイナンスとは(前編、後編)
・なぜ貧しい国があるのか(前編、後編)
・戦後の開発援助のアプローチの移り変わり
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レクチャー

マイクロファイナンスとは(前編)

マイクロファイナンスとは、これまで銀行など既存の金融機関に相手にされていなかったような貧困層に対して、無担保で少額を貸し付けたり、貯蓄、送金、保険などの金融サービスを提供することです。こうしたサービスが、1980年代に初めて登場したときは、少額貸付から始まりました。そのため、はじめはマイクロクレジットと呼ばれていました。その後、貯蓄などの貸付以外のサービスも提供するようになり、マイクロファイナスと呼び名が変わるようになりました。マイクロファイナンスの意味や仕組み、これまでの変遷などについて、二回にわけて説明します。

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戦後の開発アプローチの移り変わり

世界が先進国、開発途上国と二分され、前者から後者への開発援助が開始されたのは、第二次世界大戦以降になってのことです。もちろん戦前であっても、豊かな国から貧困国へ開発投資や技術支援が実施されていました。しかしこうし関係は、豊かな国の政府による貧困国の植民地経営といった脈絡でとらえられていました。豊かな国から貧困国への介入が開発援助として把握されたのは、やはり第二次大戦が終わってからことです。戦後スタートした開発援助は今日まで様々な変遷をとってきました。アプローチの移り変わりについて、年代別に整理してみました。

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世界にはなぜ豊かな国と貧しい国があるのだろう?(後編) 

⇒前編から

今、なぜ豊かなのか、なぜ貧乏なのかということは、過去の1000年、2000年の歴史が、現在に影響しているかもしれません。ほかにも、政治の理由もあれば、経済の理由もあれば、歴史の理由もある。いろいろな理由が重なり合って、その国が豊かになったり、貧しくなったりしていることを分かってください。

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世界にはなぜ豊かな国と貧しい国があるのだろう?(前編) 

二年ほどまえに埼玉県で小学生相手に開発の話をしたことがあります。「子ども大学」という企画で、小学生を大学生と見立てて実際の大学で授業をしたものです。相手が10歳前後の子供だったので、話が難しくならないように苦労しました。その時の講義をテープおこししてもらいましたので、一部をご紹介します。 (続きを読む…)